平成30年度 
消費者志向自主宣言・フォローアップについて

平成30年度 消費者志向自主宣言・フォローアップ

2019年3月
一般社団法人日本即席食品工業協会
理事長 松尾 昭英

1理念

 当業界は、戦後の復興から奇跡的な高度成長を遂げた日本の歴史とともに成長し、インスタント食品の先駆けとして新しい食文化を誕生させ、今やインスタントラーメンは、国内で57億食、世界全体で1000億食の市場規模となっております。
 このような中、会員企業と共に、国民から信頼されるインスタントラーメンをこれからも安定的に提供し続けていくという社会的責任を果たしていく必要があります。
 本協会は、消費者の皆様に安全で安心な商品を常にお届けすることを最大の使命として、会員企業とともにあらゆるツールを駆使し努力して参ります。

2取組方針

  1. 食育の推進

     本協会の事業活動について、より多くの皆さまにご理解いただくため、ホームページ(HP)や広報紙等の改善に取り組みます。また、料理コンクールの実施、セミナー開催などを通じた食育の推進に取り組みます。

    主な取組と成果
    即席めん食育推進委員会の活動

     国民食生活の急速な変化を背景に、国民一人一人が「食」について意識を高めることが重要であり、望ましい食生活についての教育、いわゆる「食育」を充実させるべきとの考えに基づいた「食育基本法」の考えに則り、即席めんに対する「好意の醸成」と「不安の払拭」を基本テーマとして、活動を行っています。
      平成30年度は11回の委員会を開催し、後述するコンクールやイベントの企画推進を行うとともに、「即席めんの消費者心理調査」や「即席めんの摂取・購入及び意識調査」、「消費者深層心理調査」を行い、的確なデータの把握に努めました。

    「インスタントラーメン健康と栄養セミナー」を開催

    管理栄養士・栄養士、一般消費者を対象として、食の安全やインスタントラーメンの上手な利用方法の紹介を行いました。

    「インスタントラーメンとっておきレシピ」の配布及びHPへの掲載

     当協会が主催するセミナーや各種の料理コンクールなどで考案されたレシピを紹介する中で、食の安全やインスタントラーメンに関する正しい知識の普及、上手な利用方法の紹介などを行いました。

    「インスタントラーメン小学生レシピコンクール」を開催

     小学校高学年を対象として、身近にあるインスタントラーメンを素材に、食材・調理法・栄養バランス・盛り付けなどについて小学生自らが考え、調べ、調理することを通して、家族や友人とともに食について話しあう機会を提供することを目的として行いました。

    「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト」の開催

     将来の食の専門家を目指す学生(高校生、専門学校生、大学生)を対象として、コンテストを通して、食の安全やインスタントラーメンの上手な利用方法の紹介を行いました。

    HPの改修をしています

     一人でも多くの一般消費者の方々に「インスタントラーメンの正しい知識と情報」をお届けするために、ホームページの構成やデザインの変更を進めています。
      これに先立ち、先ずは会員企業に対して正しい情報を伝えるために「会員専用ページ」を開設し、法律や規則をはじめとして行政からの最新情報や最新データの配信を始めました。

  2. 即席食品の安全・安心に関する情報発信

     即席食品に対する誤解や不安の払拭のため、様々なツールを活用して正確な情報の提供に努めるとともに、食の安全・安心に対応する会員企業の活動を支援します。

    主な取組と成果
    「ふれあいクッキング☆スタジアム(東京ビッグサイト)」へ出典

    平成30年4月26日(木)~28日(土)に東京ビッグサイトで開催された『ふれあいクッキング☆スタジアム』に出展し、サンプル展示やパネル展示に加えて、ブース前でクッキングデモ(料理研究家によるブース前での調理デモ & 試食)を行い、簡単調理のメニュー提案をしました。

    「料理講習会・教室」の開催 (約150回)

    主婦、親子、学生、高齢者を対象に、栄養改善や普段使いに応用できる災害時のレシピなどの普及を目的とした料理講習会・料理教室をおよそ150回開催しました。

    ○ふれあいクッキング料理講習会、○食品と栄養のミニ移動教室、○食品と栄養のミニ移動教室、○すこやか料理教室 など
    ※主催、共催、協賛団体・会社として、「(公社)日本栄養士会」、「(公社)県栄養士会(山形、神奈川、長崎)」、「(株)日本食糧新聞社」、「(一社)栄養改善普及会」、「横浜市食生活等改善推進員協議会」、「(公財)すこやか食生活協会」 (順不同)

    食の専門家を目指す学生等への講義・講演の実施

     即席めんをはじめとする食品の安全・安心に係わる案件について、食の専門家を目指す大学生、専門学校生、一般消費者への講義・講演(6大学8講座)を実施しました。

    ○聖霊女子短期大学、○成蹊大学、○華学園栄養専門学校、○東京家政学院大学、○流通科学大学、○富山短期大学(順不同)

  3. 社会貢献等の活動

     協会は有事の際、国・地方自治体等と協力して緊急支援を行う他、会員企業の行う社会貢献活動をサポートします。

    主な取組と成果
    災害有事の際の連絡体制の構築

     地震等災害有事の際などの緊急時に対応するため、協会と会員企業間の連絡体制を構築しました。

    ○災害発生時、国や都道府県からの要請を受けてカップめん等の支援物資を調達する際に、よりスピーディーで円滑な対応を行うため、災害支援担当者連絡網、支援要請・調達要請、物資の輸送手段等々を内容とした「災害支援ガイドライン2018」を作成し、協会と会員企業間の情報の共有化を図りました。

    ○東京都とは、災害時に220万食の即席めんを出荷する契約を結んでいます。

    国や地方自治体等と協力して地域住民等への緊急支援を実施

    ○「平成30年7月豪雨」被災地への支援について
     西日本を中心に降り続いた記録的な大雨「平成30年7月豪雨」に際して、政府からの要請を受け、会員企業の協力を得てカップめん3万5000食を提供致しました。

    ○「平成30年北海道胆振東部地震」へのお見舞いと災害支援について
     9月6日早朝、北海道胆振東部を震源とする地震により、厚真町で震度7を記録するなど甚大な被害が発生しました。私ども、政府からの要請を受け、プッシュ型緊急支援に協力し、9月8日から12日にかけてカップ麺を約2万5000食提供致しました。

    ※甚大な被害を受けられた皆様に対して、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興が成されることをお祈り致します。