新理事⻑就任挨拶

この度、松尾昭英前理事⻑の後任として⽇本即席⾷品⼯業協会の理事⻑を拝命いたしました村岡寛でございます。故安藤百福会⻑をはじめ歴代の理事⻑、諸先輩、会員各位が築き上げてこられました実績と消費者の皆様や関係⽅⾯からの信頼を踏まえ、即席めんの正しい理解の普及と本会のさらなる発展のために微⼒を尽くしてまいります。皆様⽅の引き続きのご指導、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
まず、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)においてお亡くなりになられた⽅々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、感染された⽅々やそのご家族、不安のなかにおられる⽅々に⼼からお⾒舞いを申し上げます。本会では、これからも新型コロナウイルス感染症に対して、会員の事業の継続はもちろん、きめ細やかな対応に努めていく所存です。また、国の緊急事態宣⾔を受けて5⽉より実施しております関係機関への即席めんの提供につきましては引き続き、国の機関、地⽅公共団体、放課後児童クラブ、病院等からの御事情にしっかりと応答したいと考えております。

簡単・便利で保存性の優れた即席めんは幅広い年齢層の⽅々に親しまれ、年間の消費量は国内で約57億⾷、世界では約1100億⾷となっており、我が国だけでなく世界中で愛される⾷品として成⻑してまいりました。これもひとえに会員各位の商品開発、販路拡⼤や営業努⼒はもちろんのこと、流通や原材料メーカー等をはじめ各⽅⾯のご理解とご⽀援の賜物であります。さらに、⽇頃より即席めんをご愛顧いただいている消費者の皆様のお陰であると考えております。
近年、「⾷の安全・安⼼」に対する関⼼は⾼く、⾷品に関わる様々な情報開⽰が求められております。当会でも、より⼀層消費者⽬線で分かりやすく正しい情報発信に努めてまいります。また、「⾷の安全・安⼼」をはじめ、栄養バランスや⽣活習慣の問題、⾷品ロス、容器包装のリサイクルなどの環境問題、⾷料資源の安定供給と安全性の確保、SDGs などの持続的な社会の実現といった幅広いテーマについても、積極的な⽀援活動を展開していくこととしています。従来の学⽣に向けた⾷育活動に加え、栄養教諭、管理栄養⼠等の専⾨職の⽅々とも⼀緒になって総合的な⾷育活動を推進していく所存です。

新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を振るう⼤変厳しい情勢の中、理事⻑に就任するに当たり、会員各位はもとより消費者の幅広い期待に応え、我が国で⽣まれた即席めんが、より存在感を⾼めていけるよう本会の⼀層の改⾰と充実に努めてまいります。今後とも本会に対する皆様⽅のさらなるご⽀援、ご協⼒をお願い申し上げます。
最後に⼀⽇も早い新型コロナウイルス感染症の終息と皆様のご健康を⼼よりお祈り申し上げご挨拶とさせていただきます。