安心の注意書き
・マーク

わかりやすい、安心の注意書き・マーク

インスタントラーメンには次のような注意書き・マークがあり、カップや袋の見やすい箇所に表示しています。

やけどに注意

インスタントラーメンは調理方法としてお湯を使用することから、調理する際は熱湯に気を付ける旨の注意書きもしくは先の注意マークを表示することを推奨しています。

電子レンジ調理不可

カップめんの容器は電子レンジ調理ができません。
カップめんを電子レンジで調理すると、容器が変質したり、レンジ内で放電するなどのトラブルが発生します。このため、日本即席食品工業協会では、電子レンジ調理ができないものについては、注意書きもしくは左記の注意マークを表示することを推奨しています。

移り香注意

インスタントラーメンを「防虫剤」「殺虫剤」「洗剤」「芳香剤」「化粧品」等香りの強いもののそばに置くとそれらの香が移ることがあるため、日本即席食品工業協会では、注意書きもしくは注意マークを表示することを推奨しています。

添付以外の油を使用しない

発泡ポリスチレン製の容器に「MCTオイル」「エゴマ油」「亜麻仁油」「しそ油」「DHA・EPA(フィッシュオイル)」「ココナッツオイル」など、「中鎖脂肪酸」を含む油を加えると、容器の内側が変質したり、容器の底からお湯がこぼれ出るおそれがあります。
そのため、調理時に添付以外の油を使用しない旨の注意書きを表示することを推奨しています。

保存方法

インスタントラーメンは乾燥・高温処理や包装などの高度な技術によって、長期保存ができます。(カップめん : 6ヶ月程度、袋めん:8ヵ月程度)
おいしく召し上がっていただくために、保存・取扱に当たっては次の点にご注意ください。

  1. 直射日光を避ける
  2. 常温で保存する
  3. 湿度の低い場所で保存する
  4. においの強いもののそばを避ける

リサイクル識別マーク

容器包装リサイクル法に基づき、プラスチック製及び紙製の容器包装再商品化が義務付けられました。また資源有効利用促進法が制定されたことにより、平成13年から分別排出、分別収集促進のための識別マークの表示が義務化されました。
左記のPSはポリスチレン、PPはポリプロピレンという素材の略称です。

適正な表示のためのルール

日本即席食品工業公正取引協議会の会員は、「即席めんの表示に関する公正競争規約」等によって次のような表示のルールを定めています。

(1) 「札幌ラーメン」、「博多ラーメン」等商品名に特定の地域名を表示する場合はその特徴が再現されているか、その地域に産する食材を主な原材料として50%以上使用していること。
(2) 「シーフード」、「チャーシュー」等特定のかやくを強調して表示する場合は、強調するかやくの重量が2%以上であること。
(3) 袋めんにあっては、内容物と異なる調理済みの状態の写真等を表示することができるが、その場合は、「調理例」等と表示すること。
(4) 「大盛り」等めんの量が多い旨を表示する場合は、30%以上増量したものであること。
(5) 「ナチュラル」、「天然」、「生」、「フレッシュ」、「最高級」、「最優良」「特選」、「手打風」、「熟成」、「老舗」、「最古」等の品質が優良、製造方法が優良、歴史性、伝統性を意味する文言を使用する場合は客観的な根拠に基づくこと。